◆真露買収、ハイトに優先交渉権(05.4.6)
韓国の焼酎トップメーカー真露を売却するための入札を行った結果、1日、優先交渉権者にビール最大手であるハイトビールが選ばれた。入札に参加した10社のうち、最高額で応札したと見られる。
ハイトは真露の経営状況などを審査した上で7月にも買収の本契約を結ぶ方針だ。ハイトとの交渉が決裂した場合の予備交渉権者には、大韓電線、斗山、CJの3社に決まった。
入札額は、産業銀行および教員共済会とコンソーシアムを組んだハイトが3兆1600億ウォン、大韓電線が2兆9000億ウォン台、斗山とCJがそれぞれ2兆8000億ウォン台を提示したと伝えられる。
ビール市場で58%のシェアを持つハイトは、焼酎シェア55%の真露買収により焼酎市場でもトップに立つ。独寡占問題が生じる可能性もあるため、予備交渉権者は異例の3社になったといわれる。
(2005.04.06 民団新聞)
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