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| ＩＴ利用の先進度 韓国世界４位、日本は15位（03.11.26） |
ＩＴＵが初調査・上位は北欧勢が占める
韓国語＋日本語＋中国語…英語に次ぐ情報量に
国際電気通信連合（ＩＴＵ）が178カ国・地域の情報技術（ＩＴ）利用先進度を比べ19日に発表した初の「デジタルアクセス指数」によると、１位はスウェーデン、２位デンマーク、３位アイスランドで、韓国は４位を占めた。
以下、５位ノルウェー、６位オランダ、７位香港、８位フィンランド、９位台湾、10位カナダ、11位米国で、日本は15位だった。
ＩＴＵは情報通信の国際ルールを決める国連の専門機関。通信インフラ（人口100人当たりの固定電話数と携帯電話数）アクセスの容易さ（ネット利用料と国民総収入＝ＧＮＩ＝の比率）識字率、就学率など利用者の知識水準情報通信サービスの質（人口100人当たりの外国とのネット通信量とブロードバンド契約者数）ネット利用状況（人口100人当たりのネットユーザー数）の５領域８項目について調査を実施、指数化、総合評価してランキングをまとめた。
ＩＴＵは、アジア諸国でネットが「内向き」に使われている傾向が顕著で、特に韓国と日本では自国語でのネット利用がほとんどだと指摘している。
調査担当者は「韓国語、日本語、中国語のコンテンツやメールを合わせると、ネット上で使われる言語としては英語に次ぐ情報量になる」と述べ、ネット上で英語は支配的な言語でなくなりつつあるとしている。
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「電子政府」ソウルが１位 世界100都市比較
「世界の大都市のうち、ソウル市が最も理想的な電子政府を運営している。しかし、個人情報の保護や便利な使用方法などについては、改善すべき部分が多い」
成均館大学の国際情報政策・電子政府研究所と米ニュージャージー州立大電子政府研究所は16日、100カ国・100都市を対象に、今年３月から10月にわたって、「電子政府」への評価を行ったところ、ソウル市が100点満点に73・48点を獲得、第１位になったと発表した。
２位は66・57点の香港で、以下シンガポール（62・97）、ニューヨーク（61・35）、上海（58・00）、ローマ（54・72）などの順だった。今回の評価は、電子政府を運営するうえで主要要素となる情報の保護使用上の便宜性情報とコンテンツ行政サービス市民の参加など５の部門にわたって行われた。
ソウル市は▽オンラインで公課金を納付できるシステムなど行政サービスの多様性（15・44）▽市民がどれだけ多く電子政府を使用しているのか（15・64）などの部門で最高点を得た。今回の調査で韓国の「電子政府」の優秀性が立証された形だけに、各国の「電子政府」作りに、韓国情報技術（ＩＴ）企業の参加が活発化するとみられている。
（2003.11.26 民団新聞）
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