産業通商資源部、国家技術標準院、韓国標準協会は9月13〜18日、ソウル市のロッテホテルで第38回国際標準化機構総会(2015ISOソウル総会)を開催する。 韓国は63年に同機構に加入したが、総会開催は初めて。今回の総会は、国際標準市場における韓国の地位向上につながると期待される。 国際標準は世界中の代表機関がISOなどを通じて、経済・産業界をはじめ農業に至るまで、幅広い分野について定める統一基準。グローバル企業間の技術競争が激しくなりつつあり、国際標準は国家産業の発展をリードする最も重要な要素となっている。 ISOは世界3大標準化機構(ISO、IEC、ITU)のなかで最も広範囲な分野を扱う機関で、165の加盟国が活動している。1947年に設立され、事務局はスイスのジュネーブにある。 韓国は国家技術標準院が代表機関として18理事国の一国として参与、分担金と幹事受任などで策定するISO加盟国の評価ランキングで9位に上がっている。 韓国は昨年11月に釜山でITU(国際電気通信連合)総会を開催しており、今回のISO総会後の18年には釜山でIEC(国際電気技術委員会)総会を開く予定で、世界3大標準化機構総会すべての開催国となる。 (2015.8.26 民団新聞) |