米信用格付け会社のムーディーズは韓国の国家信用格付けを「A3否定的」で維持することを決めた。財政経済部当局者が5月29日に明らかにした。ムーディズ社は2月11日、北韓核問題の悪化などを理由に韓国の信用格付けの見通しを「肯定的」から「否定的」に2段階下方修正し、3月12日には「否定的」の見通しを維持すると発表した。同社とともに世界3大信用格付け会社といわれるピーチ社とスタンダードアンドプアズ社(S&P)は、それぞれ5月28日と26日、韓国の信用格付けおよび見通しを現行どおり維持すると発表した。韓国に対するピーチ社とS&P社の信用格付けおよび見通しは、それぞれ「A安定的」と「Aマイナス安定的」。
(2003.6.4 民団新聞)
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