在日社会で文芸活動を着実に進めている「時調の会」が、『時調』第17集を刊行した。同会はこの18年間、毎月の学習会や各種行事参加などを通じて、在日と日本人会員20人の生活コミュニティーとしても機能してきた。
現在、5人の日本詩人クラブ会員が所属している。編集人である金一男さん(民団直選中央委員、MINDAN文化賞詩歌部門選考委員)も、韓国の伝統定型詩「時調」の結社「時調生活」に所属し、韓国で作品を発表して10年になり、また世界伝統詩人協会韓国本部の海外総務としても活動してきた。
同集は、一人ひとりの生活感がにじむ詩集になっていて、各方面から好評を得ている。
定価1000円+税。 問い合わせははがきで、〒210‐0846 川崎市川崎区小田1‐13‐4 金一男宛。
(2016.5.11 民団新聞) |
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