万全安保で平和守護 【ソウル】金滉植国務総理は25日、ソウル龍山の戦争記念館で開かれた6・25戦争(韓国戦争)61周年記念式で「『戦争を忘れた民族に平和はない』という言葉がある。大韓民国は依然と世界唯一の分断国であり、北韓の相次ぐ挑発と威嚇は、徹底した安保態勢だけが平和を守ることができるという大切な教訓を呼び覚ましている」と強調した(写真)。 さらに「6・25が残した歴史的意義と教訓を再確認してこの地に二度とそのような悲劇が起きないようにするとの決意を固めなければならない。これこそが多くの高貴な犠牲を無駄にしない道だ」と付け加えた。 金総理は、北韓に対して「何が本当に民族のための道なのかを直視し、韓半島の恒久的平和と韓民族共同繁栄の未来に向け前進しなければならない。無謀な挑発を中止して、7000万民族が共に生きる道に進まなければならない」と促した。 李明博大統領は、61周年前日の24日、戦争記念館で開催した「参戦有功者慰労宴」で「6・25戦争を60年、100年が過ぎても子孫代々忘れてはならない。6・25を思い起こし、国民がまとまることによって再度の悲劇を防ぐことができる」と強調した。 慰労行事には韓国だけでなく米国やトルコなど外国の元参戦兵と参戦国の駐韓外交使節、韓国軍帰還兵ら900人余りが参加した (2011.6.29 民団新聞) |