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| 21カ国から65人の記者が参加し幅広い論議をした=5月31日、ソウル | | | 在外同胞記者大会が確認
韓国記者協会(李相起会長)と在外同胞財団(李光奎理事長)の共同主催による第4回在外同胞記者大会が5月30日から5日間、ソウルと雪岳山(江原道)で開かれた。日程に陸路からの金剛山観光があったこともあり、21カ国から65人とこれまで最多の記者らが参加した。
セミナーでは、いま元気な映画産業をはじめ、歴史認識問題、話題のES細胞研究、そして在外同胞政策と在外同胞記者の役割など、幅広い分野で討論を行った。そのなかで、最も中心的なテーマになったのが、韓国の「世界化」、すなわち国際化。在外同胞はいまや世界140カ国に約700万人に及び、韓国との架け橋役を担い、南北合わせた韓民族全体の1割を占めるだけに、国際化を進める上で欠かせない存在であることが強調された。
いま一つ注目を集めたのが、在外同胞の参政権問題。歓迎レセプションに参席した与野党の国会議員らは「在外同胞に参政権を付与すべきだ」と述べ、近い将来、法案化される見通しであることを明らかにした。選挙権問題で講演した金在壽弁護士は「韓国籍を有する在外同胞の選挙参加は国益にかなう」と強調した。
期間中の6月1日には、装いも新たにポータルサイト「コリアンネット」(www.korean.net)がオープンした。
(2005.06.08 民団新聞)
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