| 見学者でにぎわう草書展会場 | | 開幕式であいさつする陳学鍾氏 | 陳学鍾氏が草書展…韓国文化院
「失われる美の再現に全力」
韓国を代表する書芸家、翠雲・陳学鍾氏の草書展が15日まで、東京・港区の韓国文化院ギャラリー(韓国中央会館8階)で開かれている。
10日の開幕式には、陳氏とゆかりの深い韓国と日本各界の重鎮が会場を埋めた。
朴泰俊元国務総理・POSCO会長、姜信浩全経連名誉会長・東亜製薬会長、権哲賢駐日韓国大使、本保芳明観光庁長官らの祝辞に続き、陳氏が「書道は文字を媒体として、書家の精神世界を表現する芸術。草書は天衣無縫の美学を持つ」と、数百年前から失われつつあった草書の再現に半生をかけた思いなどを語った。
韓国と日本の伝統楽器の演奏後、鄭進民団中央本部団長が乾杯の音頭をとった。同展では屏風作品を中心に63点を展示。中村雲龍日本書道院会長が友情出品した。
(2008.11.12 民団新聞)
|
|