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| 効果的だった国会陳情活動 「年金問題提起も適切」（04.4.14） |
『地方参政権』実現まで活動強化…「意見書」採択率のアップも
十分な手応え
李時香・東京本部団長＝説明したらどの議員もよく理解してくれた。日韓関係をとても重視していることがあらためてよくわかった。自民党の保坂三蔵議員はわざわざ青木幹雄参議院党幹事長に取り次いでくれもした。今回の陳情活動でとてもファイトがわいてきた。時期を見て民団東京本部を中心にもう１回ぐらいやってみたい。
鄭平普・埼玉県本部団長＝２組に分かれて埼玉選出の35議員全員を回った。３分の２以上の議員と面談し、力強い声を聞かせてもらい、十分に手応えを感じた。今後も地元で活動を続けたい。多彩な手段を使って実現にこぎ着けたい。
金善龍・宮城県本部団長＝各議員とも返事こそいいが、地方参政権獲得はまだまだ遠いなと感じた。個人としては賛成でも、党として一つにまとまるには時間がかかるとの感触だった。宮城ではとりあえず意見書採択の過半数達成を実現し、こうした消極的な雰囲気を打破していきたい。
地元で地道に
権純福・山形県本部団長＝７カ所回ったうち３人の議員に会えた。いずれも以前より友好的な反応だった。ある自民党議員はプライベートな場で党の実力者に働きかけるとまで約束してくれた。こうした陳情活動は実はとても大事なんだとよくわかった。これからも折を見て地元で地道に議員への陳情活動を続けていきたい。
梁東一・愛知県本部団長＝一人でも多くの議員と会いたいと思い、必死で回った。しかし、時間がなくて十分な説明ができたかどうか、心残りだ。今後は、地元で一人ひとりの議員とゆっくり時間を取って面談し、参政権の必要性を訴えていきたい。
朴哲夫・和歌山県本部団長＝会うことのできた地元選出国会議員３人（自民党と民主党）は、いずれも参政権問題について理解しており、前向きに検討すると表明した。議員不在のところでも秘書と話し合うことができた。議員たちは、無年金定住外国人問題ついては勉強不足であるとして、これから勉強したいと約束した。県内自治体の地方参政権意見書採択率をもっと高めるために粘り強く働きかけていきたい。
呉英義・大分県本部団長＝３人の議員（自民党、無所属、社民党）に直接会うことができた。３人とも、陳情の趣旨を理解し、「地方参政権」実現に努力したい明らかにした。「無年金問題」の提起はタイミングがよかった。３人とも「解決へ努力したい」と表明した。県内自治体の地方参政権意見書採択率100％達成は時間の問題だ。無年金問題にもっと力を入れ取り組んでいきたい。
孔正之・高知県本部団長＝与野党４人に会った。「地方参政権要望」について自民党議員は難色を示したが、民主党議員は好意的だった。日韓親善協会などを活用し、足下の町村から地方参政権意見書採択率を高めていきたい。
（2004.4.14 民団新聞） |
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