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<布帳馬車>青梅で花開く韓国文化
 青梅市は東京都西多摩郡の西のはずれ。昔懐かしい映画の看板が見られるレトロな街だ。故事によれば、平将門が馬の鞭代わりにしていた梅の枝をこの地の寺の境内に植えたところ、見事に根付いた。だが、夏が過ぎて、秋になっても梅の実は青いままだったため、青梅の地名がついたという。見知らぬこの地に見事、枝が根付くのかどうか。そこに将門は自らの運命を占ったようだ。

 在日3世の金幸子さんは一昨年、この地で韓国文化の芽を育てたいと、一人青梅市役所を訪ねた。幸子さんの手には市の主宰する生涯学習イベント「1日体験教室」の講師募集の案内がしっかりと握られていた。

 幸子さんは結婚を機に京都から青梅に移り住んだばかり。京都では城陽市役所の嘱託職員として国際交流活動を担当してきた。「青梅でもなにかやらなければ。でも、できるかな」と逡巡してきた。最後は「でもやらなければ」、との思いが勝った。市職員は必死に自己PRをする幸子さんを笑顔で歓迎した。

 青梅市で初めての「1日韓国文化体験教室」は反響を呼んだ。教室に参加した市民8人が本格的に韓国の文化と言葉を学びたいと、幸子さんを講師に「ムグンファサークル」を立ち上げたのだ。今年6月で満1年を迎えた。いまは市の社会登録団体としても認知された。最近は念願としていた小学生対象の授業も実現したという。

 かつての平将門と同様、幸子さんの必死の思いが青梅の地に通じたようだ.

(K)

(2008.6.25 民団新聞)
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