7回目の本国セミナーを開催


 みんだん生活相談センターの金昭夫所長は「2022本国セミナー」を15日から11月18日までソウルで開催した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により19年開催以来3年ぶりとなる7回目の本国セミナーは、日本各地から同胞の弁護士・税理士・行政書士・司法書士ら10人の専門相談員と中央本部・地方本部の事務局10人の計20人が参加した。

 初日に行われた民団団長主催の晩餐会で呂健二団長は「みんだん生活相談センターは、在日同胞社会にとって非常に重要だ」と強調、在外同胞財団、大韓法律救助公団など参席した来賓と関係者に感謝の意を伝えた。

 2日目は、外交部を訪問し、領事サービス、在外国民住民登録に関する説明を受け、午後は、民団とMOU締結をしている大韓法律救助公団の中央支部を訪問し、法律救助関連の説明と意見交換を行った。

 3日目は、74年ぶりに開放された青瓦台を視察後、大法院を訪問し裁判所内を視察。その後、家族関係登録課と在外国民家族関係登録事務所が合同で、家族関係登録に関する行政案内と質疑応答の時間を設けた。

 また、在外同胞財団主催の理事長との交流の席では同胞財団の事業説明と、参加者との意見交換を行った。金星坤理事長は、激励辞と合わせて、各地方での実情や苦衷など現場の話に関心を示すと同時に、今後もより良い在外同胞社会の構築のため、尽力していくと強調した。

 最終日の総括会議で金昭夫所長は、「相談センターの役割をより一層高めて行くと同時に、本国とのこのような交流も深め、相談員と地方本部の皆様とともに努力して邁進して行きたい」と決意を表明した。