みんだん生活相談センター京都で「二重国籍」テーマに講演会


 【京都】みんだん生活相談センター京都は5月28日、民団京都本部で講演会を開いた。テーマは韓国の国籍法。府下の各支部に直接訪れる団員や電話の問合せで二重国籍問題が増えてきていることから、みんだん生活相談センター中央本部の協力を得て開催の運びになった。

 京都本部の張祥一団長は「二重国籍は私たちの生活の中で身近な問題。しっかり聞き、理解を深めていただきたい」と挨拶し、殷勇基弁護士が韓国の国籍法を中心に二重国籍や兵役問題、永住権取消問題について話した。同本部の孔信根議長、黄正安監察委員長、婦人会同本部の鄭年子会長のほか、一般団員や留学生ら約50人が傾聴した。

 参加者からは「今日の講演を聞いて本当に良かった。子どもたちにもしっかり伝える」との声があった。終了後は個別相談会も開いた。