
【奈良】李在明大統領は1月14日、奈良県で開かれた関西同胞懇談会に出席し、「在日同胞の皆さんの犠牲と献身は胸を打つものがある。本国の大韓民国国民も、皆さんの切実で尊い献身を決して忘れない」と述べた。懇談会には、民団をはじめ、同胞団体、市民団体、経済・文化関係者、次世代代表など約270人が出席した。
李大統領は「異国の地で数々の困難を乗り越えながら、常に祖国を思い支援を惜しまなかった在日同胞の話に触れるたび、身が引き締まる思いがする」と語った。
また、在日同胞が経験してきた歴史的苦難にも言及し、「解放後も祖国が分断されたことで再び日本に渡らざるを得なかった痛ましい歴史や、独裁政権下で在外国民をスパイに仕立て捏造された事件も決して忘れてはならない歴史だ」と強調した。
さらに李大統領は、「本日、この場には済州4・3事件の犠牲者遺族、ウトロ地区の住民の方々も参加していると承知している」と述べ、「大韓民国の不幸な歴史の中で被害を受け、傷を負った当事者およびご遺族の皆さんに、改めて謝罪とお見舞いの言葉を申し上げる」と述べた。
大阪総領事館についても「在日同胞社会の献身と祖国愛を象徴する空間だ」と述べ、「同胞の皆さんは、1988年のソウル五輪やIMF通貨危機の時も、歴史的な節目ごとに率先して支援の手を差し伸べてくださった」と語った。
また、民団大阪本部の金明弘団長があいさつに立ち、「韓日関係が再び対立や葛藤の時代へと逆戻りしてはならない」と訴えた。