経友会が62年の歴史にピリオド

  • 挨拶する李東旭会長
  • 1962年 第1回定期総会

愛知県韓国人経友会(李東旭会長)の第61回定期総会が6月5日、愛知韓国人会館で開催され、会員14人が参加しました。今総会で経友会は解散が決まっており、62年の歴史にピリオドが打たれることになりました。

李会長は冒頭の挨拶で「時代の流れと共に会員が減少し、継続が難しくなった。本来であればもう少し早く解散すべきだったが、今日まで解散が延びたのは、会員皆様の総意が必要であったことと、会に対するそれぞれの思いがあったからだと思う。これまでありがとうございました」と謝意を述べました。

総会では2023年度活動報告・収支決算報告の採択が行われました。その中で、残余財産は会員の意思によって、民団をはじめ各級機関に寄付することも承認され、総額は2,600万円にのぼりました。また交流の場であった「経友ゴルフ会」は経友会の名前を残したいという希望から、単独で継続することも決定し、今後も会員増強や在日交流の場として活用していくことが確認されました。

同胞経済人の奉仕団体
愛知県韓国人経友会は、愛知県で活躍する同胞経済人の親睦・奉仕団体として1962年に発足しました。初代会長は故・鄭煥麒氏。
役員及び会員の皆様の努力により、会員相互の友情と理解を深め親睦を図るとともに、同胞社会の発展及び育英事業に寄与してきました。特に、在日同胞社会の指導団体である民団、並びに民族教育の殿堂である名古屋韓国学校に対する恒常的支援は他に類例がなく、内外より大きな評価を得ていました。

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