掲載日 : [20-01-20] 照会数 : 13690
8チームが熱戦…24回目のオリニミニサッカー
[ 決勝戦で優勝をめざし競り合う境南SCと新宿FC ]
[ 優勝した境南SC ]
[ 在日と日本の8チームが出場し、サッカーで韓日の輪を広げた ]
[ 3位決定戦で貴重な決勝点決めたムグンファ ]
在日と日本の児童たちがサッカーで交流する6人制の第24回オリニ・ミニサッカー大会が19日、東京韓国学校校庭で開催された。在日と日本の小学生8チームが熱戦を繰り広げた。体育会関東本部(文京一会長)が主催、在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)が主管。昨年11月に開催予定だったが、雨天のため順延していた。
4チーム2ブロックに分かれて予選リーグを行い、各グループの成績によって順位決定戦。1位同士による決勝戦は、ともに予選リーグ負けなしの「境南サッカークラブ」と「新宿FC」による対決。
両チームとも固い守備で得点を許さない試合展開の中、先制ゴールを決めたのは境南。前半5分にロングパスがゴール前につながったところをしっかり決めた。この後、両チームとも得点にはならず前半を終えた。後半、新宿も反撃し、再三のチャンスをつくるが同点にはならず、境南が貴重な1点を死守し終了。
決勝の前に行われたムグンファジュニアと東京韓国学校による3位決定戦でも拮抗が続いたが、ムグンファが後半5分過ぎ、キーパーがクリアし、ゴール前のこぼれ玉を押し込み、これが決勝点となった。
試合中、鋭いシュートやキーパーのファインセーブも続出し、応援に駆けつけていた保護者や関係者から大きな拍手が響きわたった。
東京韓商の張永軾会長、婦人会東京本部の申勝子副会長らも応援に駆けつけた。
96年から始まった同大会は24回目を迎えた。初期の大会にオリニとして参加していたメンバーが同大会への恩返しとして、当日の運営スタッフを担った。在日本大韓蹴球協会の李根錫会長は閉会式の総評で「晴天に恵まれ、皆さんのはつらつとしたプレーを見せてくれて感謝したい。24年前、この大会に参加した子らが成長し、今日、手伝ってもらった。このような、サッカーを通じた輪を広げてほしい」と期待を込めた。
◆最終順位
優 勝 境南SC
準優勝 新宿FC
3位 ムグンファJr
4位 東京韓国学校
5位 豊島区トレセン
6位 慶應サッカースクール
7位 西新井Jr
8位 CFA&JYA