駐日韓国大使館(東京・港区南麻布)は12日、現在の大使館敷地を韓国政府に寄贈した在日同胞1世・故徐甲虎氏(1915~1976)の祖国愛と功績を称えて大使官邸を「東鳴齋」と名付ける顕板除幕式を行った。「東鳴」は徐氏の雅号でもある。
除幕式には徐氏のご遺族や大使館関係者、民団幹部ら、韓日の国会議員など大勢の人が参席した。
徐氏は大阪で紡織工場を設立するなどして財を成し、1962年11月に駐日大使館が建つ現在の敷地を韓国政府に寄贈した。