
民団中央本部は1月9日、都内のホテルで2026年新年会を行った。韓日議員連盟、韓国外交統一委員会に所属する国会議員や韓日親善協会役員、日本側からも各政党代表、国会議員、諸団体から多くの来賓など約300名が参加した。
創団80周年を迎えるにあたり、金利中中央本部団長は「過去の成果に安住せず、新たな未来に向け力強く前進すべきだ」と呼びかけ、諸課題に「責任ある姿勢で取り組んでいく」とあいさつ。
李赫駐日韓国大使は、昨年が韓日国交正常化60周年だったことに触れ、「両国が新しい60年に向けて進む出発点だ」としたうえで、「これからも民団が韓日親善と友好の懸け橋として大きな役割を果たしてくれることを期待する」と民団の活動にエールを送った。
各界の来賓からも、民団が創団80年を機に更なる活動を期待する声が寄せられた。
青年会中央本部の李将浩会長は「次世代の中核を担う存在として、青年会が未来に続いていく組織になるようやっていく」と述べ、民団静岡県本部の金永來団長は「地域の同胞が困難に直面した時、互いに助け合い相談できる環境を作るために努力する」と語った。
≪韓国側来賓あいさつ≫
・韓日議員連盟・朱豪英会長
「民団が今後も在日同胞の権益を守り助け合う共同体、日韓両国の理解と交流を促進する懸け橋として役割を果たしてくれることを期待する。」
・韓国国会外交統一委員会・金碩基委員長
「民団が日本社会の底辺で築いてきた民間親善の底力こそ、いかなる外交的交渉よりも貴重な韓日友好の根幹だと確信し、国会は交流の成果が無駄にならないよう政策的な後押しをする。」
・在外同胞庁・金炅俠庁長(金玟澈次長代読)
「民団の80年間の足跡は在日同胞社会だけでなく全世界の在外同胞社会に大きな手本になっている。在外同胞庁は同胞支援体系を新たに整備し、同胞政策の根本的な変化を推進していく。」
・韓日親善協会中央会・金泰煥会長
「韓日関係が再び協力の軌道に乗ったことには民団の活動と献身が重要な土台になった。国際情勢が複雑になるほど、現場で信頼を築いてきた民団の役割は重要になる。」
≪日本側来賓あいさつ≫
・日韓議員連盟・長島昭久幹事長(自民党衆議院議員)
「日韓関係は多様な分野で大いに発展してきた。特に人的往来の拡大は一昨年には1200万人を超えた。民団が草の根レベルで積み上げてきた成果は非常に大きい。」
・日韓親善協会中央会・河村建夫会長
「日韓親善協会と民団は手を取り合いながら草の根的な活動を続けてきた。日韓に新政権ができたが、友好親善の流れは決して止めるものではないと確信する。」
・日本維新の会・金村龍那衆議院議員
「昨年から11歳の娘が韓国語を習っている。日韓関係の中で大事なのは経済的な繋がり。韓国のエンターテインメントでの交流も深めていきたい。在日社会は世代別に直面する課題が異なるが、政治や行政の中でサポートしていきたい。」
・立憲民主党・近藤昭一衆議院議員
「民団は在日同胞の権利保護、次世代育成、様々な経済活動など、いろんな分野で大きな力を果たしてきた。日韓には長生炭鉱、徴用工の問題等まだ解決されてない歴史的な課題がある。国会で取り組んでいきたい。」
・公明党・宮崎勝参議院議員
「個人的に昨年に息子が在日韓国人の女性と結婚した。日本で差別や分断をエネルギーにして選挙で勢力を拡大するという動きが出ている。平和社会、共生社会の実現に取り組んでいく。」
・日本共産党・田村智子衆議院議員
「日韓友好親善の礎は共通の歴史認識にある。排外主義を打ち破る力も真の友好関係への取り組みからできる。政治課題として地方参政権問題が議論できる国会にしたい。」
・社会民主党・福島みずほ参議院議員
「日韓の課題を共に解決していくことで信頼が作られる。地方参政権や差別撤廃のために日本の法制度を変えていきたい。」
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