政府は感染リスクが高い施設の利用者には名前や連絡先などの記載を求めているが、虚偽記載したケースが相次いで発覚。QRコードを活用したシステムの導入を決めた。
10日からはクラブやカラオケボックスなど八つの業種について同システムの導入が義務付けられる。
クラブなどの利用者はスマートフォンに個人情報が含まれたQRコードを発行してもらい、施設の管理者に提示する。管理者はQRコードを読み込み、利用者の訪問記録を作成する。
利用者の個人情報と訪問記録はQRコードの発行会社と公共機関の社会保障情報院に分散管理され、疫学調査が必要な場合にのみ分散された情報を合わせて利用者を確認する。収集された情報は4週間後に破棄される。
韓国政府は同システムの本格的な施行に先立ち、1日からソウルや仁川、大田の3地域・17施設でテスト運営を行っている。
【聯合ニュース】
原文記事
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200602002600882?section=search