掲載日 : [22-04-26] 照会数 : 7022
民団中央でコロナワクチン3回目接種
ネパール人も利用…交流の輪が広がる
民団中央本部では4月16日と23日の両日、追加(3回目)の新型コロナウイルス・ワクチン職域接種を行った。接種対象者は、3回目を受けていない、満18歳以上の人。国籍は不問で、2回目の接種から6カ月以上経過した人が対象となる。
接種日は4月16、23日の土曜日。午前9時から午後5時半まで。会場は1回目、2回目と同じく、東京都港区の韓国中央会館8階。
ワクチンの種類は1~2回目と同じ武田/モデルナ社製を使用した。
民団中央本部では昨年9月と10月に中央会館で1回目と2回目の職域接種を実施した。在日同胞だけでなく、接種券が届かない人や住所移転者をはじめ、言葉の壁で予約の方法が困難だった外国人などの「接種難民」が多く利用して感謝された。
とくに、神奈川県に住むネパール人で構成する「かながわネパール人コミュニティ(ハリ・サプコタ・ドルラズ会長)」が会員らに積極的に呼びかけ、多くのネパール人が民団の職域接種を利用した。
今回も民団中央ではハリ会長に協力を呼びかけたところ、3回目未接種のメンバーらにSNSを通じて案内し、ハリ会長自身も接種会場でネパール人たちの通訳や翻訳、書類の記入などをサポートした。
在日ネパール人の中には、韓国での居住経験者も少なくない。ハリ会長は「在日韓国人の求心団体である民団の皆さんと、ネパール人とのこのような協力関係はとてもありがたい。今後も幅広い分野で交流を広げていきたい」と喜んでいた。