大韓体育会はこの日、忠清北道・鎮川の国家代表選手村で「国家代表選手団の日」イベントを開き、五輪出場内定選手らが決意を述べた。
体育会が掲げる目標は金メダル7~10個で総合10位だ。ただ、同選手村の申致容(シン・チヨン)村長は「金メダル5個を含み、メダル15個を獲得するのが目標」と話した。
韓国は前回2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダル9個(総合8位)、前々回の12年ロンドン五輪は金13個(同5位)だった。
アーチェリー、フェンシング、テコンドー、柔道、レスリングなど韓国が伝統的に強い競技での金メダルに期待がかかる。またゴルフ、野球などの球技や、ロンドン五輪体操男子跳馬金メダリストの梁鶴善(ヤン・ハクソン)が出場する体操も金メダルが期待される。
リオ五輪でアーチェリー女子個人と団体の2冠を達成した張恵珍(チャン・へジン)は「外国選手たちが実力を大きく伸ばし、戦力が並んできた」とし、「新しい混合種目などでさらに徹底的に研究して準備しなければならない」と強調した。
韓国はロンドン五輪に選手248人、リオ五輪に204人を送り出した。東京五輪はリオ五輪と同じかやや少なくなるとの見通しも出ている。
大韓体育会は「五輪の予選で球技団体競技の善戦を祈る」とし、「東京五輪に出場する韓国選手団の規模やメダル目標数は今年の末に輪郭が見えてくると思われる」と伝えた。