掲載日 : [19-07-29] 照会数 : 13409
17チームが熱戦…優勝は大阪 オリニフットサル全国大会
[ 事実上の優勝決定戦となった生野FC(赤)と新宿FC(グレー)との決勝トーナメント最終戦 ]
[ 優勝した生野FC ]
[ 17チーム200人のオリニたちが参加した ]
【三重】「第13回民団中央団長杯オリニフットサル全国大会」(在日本大韓体育会主催)が7月28日、三重県桑名市のカルチャービレッジ輪中ドームで開催された。北海道から福岡まで全国から小学生の部15チームと、今年は中学生の部2チームも参加し、あわせて17チーム約200人が熱戦を繰り広げた。
小学生は、東北、関東、中北、近畿、九州の代表15チームのうち、4チームが3ブロックに分かれて予選リーグ戦を行い、残った福岡、宮城、北海道各代表の3チームは、13位~15位決定戦に臨んだ。
結果は、各ブロック1位の3チームが決勝トーナメントに、2位は4~6位決定戦、3位は7~9位決定戦、4位は10~12位決定戦に進んだ。
決勝トーナメントに進出したのは、大阪代表の生野FCと金剛学園、東京代表の新宿FCの3チームで、いずれも予選リーグ無敗チームがそろった。
金剛学園は新宿FCに1-2で敗れ、生野FCには2対1で勝利し1勝1敗とし、新宿FCと生野FCの試合結果を見守った。得失点差が順位の決め手となるとあって、両チームとも力が入った。
試合開始1分後に新宿FCがロングシュートで先制するが、その2分後、生野FCが同点に追いつく。その後、生野FCが果敢な攻撃力で逆転すると立て続けにゴールを追加し4-1で新宿FCを破り優勝した。
2位は1勝1敗ながら得失点差で勝る金剛学園、3位が新宿FC。中学生の部は、愛知代表のFCヒョンジェが三重代表の東観中学校を破って優勝した。
開会式で体育会の崔相英会長は「今年の韓国国体は100周年で、海外同胞の総合優勝8連覇をめざしている。皆さんが高校生、大学生になった時に、在日代表選手として出場できるように、実力を発揮して頑張ってほしい」と激励した。
民団中央本部の梁東一監察委員長は「最後まで諦めずに良い思い出を作ってほしい」と呼びかけ、民団愛知本部の朴茂安団長も「最後まで勝負に向かって、ファイティン!」と応援した。