掲載日 : [19-09-12] 照会数 : 14770
議決機関の役割を学ぶ…東京本部が研修会
[ あいさつを述べる朴安淳中央本部議長 ]
[ 60人余りの幹部らが参加した東京本部の議決機関研修会 ]
支部大会・総会の円滑な進行と規約などに関する理解を深めることを目指し、民団東京本部(李壽源団長)は10日、管下支部・傘下団体幹部60余人が参加して議決機関研修会を韓国中央会館で開催した。民団中央本部の朴安淳議長、駐日韓国大使館の金安那総領事も激励に駆けつけた。
主催した東京本部の呉永錫議長は「これからの民団組織を背負っていく幹部が、この勉強会を通じて共に学び組織活性化に役立ててほしい」と呼びかけた。
朴中央本部議長も「規約は読んですぐに理解できるものではなく、こうした勉強会を通して理解を深め活用してほしい」と期待を寄せた。
金東京総領事は「民団の行事で愛国歌を歌う度に皆様のこれまでの苦労が偲ばれ、胸に熱いものが込み上げてきます。創団以来、在日同胞の愛国心の中心には常に民団がありました。韓日関係は、良い時もあれば、悪い時もあります。この困難を皆様と一緒に克服していきたい」と述べた。
研修会では民団中央本部担当者が「議決機関の任務と役割に関して」とのテーマで講義。すべての会議は民主的に多数決・一事不再議が基本原則であると説明するとともに、議決機関の任務と役割を、体系的に分かり易く解説した。
続いて、支部総会の議事進行を具体的に進めるシミュレーションが行われた。民団荒川支部の議長と副議長が、支部総会さながらに実演しながら議事進行の各要所の意味と注意点などを説明した。
研修会の最後には東京本部の朴泰錫、盧幸一副議長よる質問形式での規約に関する解説が行われ、民団は創団以来、自由と民主主義の基本理念のもと、各級組織の役員選出・任命、意思決定は、常に民主的に行われてきたことが強調された。
参加者からは、改めて大会、総会、委員会を代表する議決機関の重要性を再認識できたとの声が多く聞こえた。