掲載日 : [23-03-29] 照会数 : 4230
在日韓国人本国投資協会が総会
[ 在日韓国人本国投資協会の総会(22日、ソウル市内) ]
[ 在日韓国人本国投資協会の奨学金伝達式(22日、ソウル市内) ]
【ソウル】在日韓国人本国投資協会(金和男会長)の総会が22日、ソウル市内で開かれ、呂健二民団中央本部団長が出席した。
総会では22年度事業実績報告、監査報告及び収支決算と23年度事業計画と収支予算を原案通り承認した。
金会長は「12年ぶり韓日首脳会談が開催されるなど肯定的変化が起きている」とし「新政権出帆以降、貿易摩擦や過去事問題などで冷え切った韓日関係に改善の兆しと、政治とは別途民間レベルで韓国と日本両国をよく知る在日同胞企業人らの役割は重要である」と語った。
同協会は在日韓国人の本国投資誘致の促進及び、会員社の諸般相談の実施、故国に設立した在日韓国人企業同士の親睦を図り、有益な経営情報の提供等を目的として74年に設立された。
母国修学生に奨学金
09年から母国で勉学をめざす在日同胞の学生たちに本国投資企業などで奨学事業を実施している。
昨年度22年には奨学基金募金額が13億ウォンに達し、奨学金も400万ウォンに引き上げ奨学生29人を選抜した。
累計259人の奨学生に9億1千50万ウォンの奨学金が伝達された。 今年は歴代最多の36人の母国修学奨学生が選抜された。