このうち「倭人手標」は朝鮮通信使と日本側との会談記録で、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)後の通信使の足取りをつかむ重要な手がかりとなる。
「寿老人図」は17世紀の朝鮮の著名な画家、金明国(キム・ミョングク)の作品。朝鮮通信使として日本を訪れた際に描いて現地の人に渡した。対馬で通信使をもてなした人物の詩句も書き込まれており、韓日交流史を研究する上で貴重な資料だ。
博物館側はこれらの資料を生かしてレベルの高い展示の機会を提供していくと話している。
【聯合ニュース】
記事原文
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200619000200882?section=news