韓国の法務部出入国・外国人政策本部が19日に公表した「2022年12月統計月報」によると、昨年12月の訪韓外国人は55万8127人と分かった。
国別の訪韓者の数は、日本が前月比33.0%増の8万5693人(15.4%)で最も多かった。前年同月に比べ62倍増加した。日本に次いで米国(6万8331人)、シンガポール(5万774人)、タイ(4万1789人)、中国(3万1036人)などと続いた。
昨年の訪韓外国人数は339万9人で、前年(104万4545人)に比べ2倍以上増加した。国別では米国からの訪韓客(61万103人)が最も多く、日本(30万9460人)、中国(25万876人)、ベトナム(23万9269人)、フィリピン(20万6529人)の順。
一方、昨年の韓国人出国者数は658万145人だった。訪問先は最多の日本(109万3260人)をはじめベトナム(105万1754人)、米国(71万4630人)、タイ(48万4085人)、フィリピン(43万4534人)など。
また、昨年12月の韓国人出国者数は139万6563人で、このうち33.0%(46万4980人)が日本を訪問した。
韓国に在留する外国人は224万5912人で、前月より5万1132人(2.3%)増加した。国籍別では中国が37.8%、ベトナムが10.5%、タイが9.0%、米国が7.0%、ウズベキスタンが3.5%を占めた。
外国国籍の同胞は35.8%に当たる80万4976人。未登録(不法滞在)の外国人は41万1270人で前月比1389人減少した。