悲惨な戦争二度と…沖縄戦韓国人犠牲者の慰霊大祭

　【沖縄】「韓国人戦没犠牲者慰霊大祭」が10月27日、糸満市摩文仁の韓国人慰霊塔前で執り行われた。韓半島から徴兵・徴用され、沖縄戦で亡くなった約1万人の同胞を慰霊する追悼式で、民団中央本部から呉英義副団長が参席した。 　主催者を代表して民団沖縄本部の金仁洙団長が、「悲惨な戦争を二度と繰り返さないためにも、この慰霊祭を継続していく...

「在日」理由の弁護士懲戒請求、名誉棄損認める…東京地裁

「朝鮮通信使船」復元… 色鮮やか、木浦沖を航行

　【木浦】朝鮮王朝時代朝鮮通信使の船が実物大で復元され、26日、木浦の国立海洋文化財研究所で進水式が開かれた。同研究所は2015年から設計に着手し、3年で船を完成させた。 　朝鮮通信使の関連資料がユネスコの「世界の記憶」（世界記憶遺産）に登録されて1年を迎えて進水式も行われた。真心で隣人を迎えるという「誠信交隣」をテーマに、扁額...

地方参政権は最重点課題…民団「人権委」が集約

　民団中央本部人権擁護委員会（李根茁委員長）は24日、韓国中央会館（東京・港区）で第3回全体会議を開催、地方参政権獲得運動について協議した。李委員長は「8月の国連勧告で私たちの長年の悲願である永住外国人の地方参政権が初めて取り上げられた。今後どう行動するか、詰めたい」とあいさつした。 　9月の第2回会議では現状認識の相違や付与対...

脱北者の保護申請期間延長…1年を3年に

　韓国政府は23日、脱北者が韓国に入国した後、政府に保護を申請できる期間をこれまでの1年から3年に延長することを骨子とする「北韓離脱住民の保護および定着支援に関する法律」の改正案を閣議決定した。現行法では、韓国入国1年後に保護対象から除外されるが、法改正されれば入国から3年間、保護申請を行えるようになる。 　統一部は「今年9月現...

日本政府の入管法改正案「団員には影響ない」…外国人労働者受け入れ拡大

　日本政府は10月24日に開会した臨時国会に外国人労働者受け入れ拡大に向けた「入管法改正案」を提出する。この改正案について、民団団員の在留資格への影響があるのでは、という同胞社会の心配の声に対して中央本部は23日、全国の地方本部と中央傘下団体長に対する業務連絡を通して「影響はまったくない」と周知徹底した。 　今回の改正案は、一定...

神奈川、全支部あげて戸別訪問…生活者団体の「基盤作り」へ

新規同胞も視野に 　【神奈川】民団組織をあげて全国展開している「2万世帯戸別訪問活動」。目標達成の一つのカギを握る神奈川県本部（李順載団長）は、9日の横浜支部を皮切りに12月末まで、県下6支部と直轄3支部の700世帯を対象に、連日同胞宅を訪ねている。団費納入世帯のみならず、朝総連からの離脱同胞や新規定住者の同胞...

カバー曲集め「父の国」も収録…新井英一が6年ぶりアルバム

　歌手、新井英一の6年ぶりのアルバム「オールドロマンティックラブソング」が24日、E‐ARAI　MUSICから発売された。19枚目となる同アルバムは、日頃ライブなどで歌い続けてきたカバー曲を集めた。 　永六輔、中村八大の名コンビによる「黄昏のビギン」、「ダニーボーイ」、09年に父の国である韓国、清河を再訪した際にできた楽曲で、ラ...

3Dホログラム使った国楽…「国楽‐風が吹く」幻想的世界醸し出す

　3Dホログラムを使用した日本初の歌舞楽公演「国楽‐風が吹く」が15日、東京のなかのZERO大ホールで開かれた。 　この日は、日本初公開となる創作舞踊、アリラン連曲などを含む全9演目が披露された。 　最初に演奏した「心方曲」は、巫俗音楽にルーツを持つ音楽で、カヤグム（伽　琴）、コムンゴ（玄琴）、ヘグ...

ハーモニーでも魅了…「オムユミンボム」東京公演

　韓国ミュージカル界を支えてきた俳優たちによる公演「プレミアムコンサート・ザ・ワン」が3、4の2日間、東京国際フォーラムホールC（千代田区）で行われた。 　出演はドラマ「ドリーム・ハイ」で注目を浴びたオム・ギジュンをはじめ、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレの4人。2009年、韓国で初演されたミュージカル「三銃士」での共...