支援 各界に広がる…自治体や宗教人、市民団体… 東北地方を中心にマグニチュード(M)9・0という世界最大級の地震「東日本大震災」が発生した11日、李明博大統領は青瓦台で危機管理緊急対策会議を開き、「隣国として最善を尽くして災害復旧や救助活動を支援しよう」と呼びかけた。自治体や企...
婦人会講演会場 一時騒然…冷静な誘導で全員無事帰宅 【宮城】宮城韓国会館に「ゴーッ」というすさまじいごう音がこだました。小さな揺れは徐々に大きくなり、間もなく激震が走った。これが東日本大震災だというのは後になってわかった。 当時、6階大ホールでは婦人会宮城本部(李京子会長)主催の文化講演会が開かれており、80人...
留学生ら200人避難の仙台総領事館に 民団山形本部(車寿鎔団長)は12日、駐仙台総領事館からの食料調達の緊急要請を受け、朱帝圭事務局長が山形市内の各所で約600余のカップ麺を確保し、翌日には伝達した。仙台総領事館には東北大学を中心とした留学生200人ほどが身を寄せていた。 朱事務局長は総領事...
<福島>原発事故が追い打ち 放射能漏れの恐怖深刻 民団福島本部(禹日生団長)は地震発生時、23日の地方委員会・大会を準備するための会議を郡山市の本部会館で開催中だった。書類棚が倒れ、ガラスが割れ、置物が落ち、事務所内は足の踏み場もないほど。参加者の中には、激甚地区のいわき市に自宅や事業所を持っ...
交通規制を強行突破…不明団員と感激の対面<岩手> 岩手県は宮古、久慈、釜石、大船渡などが津波による激甚被災地だ。この沿岸部一帯には33世帯96人の団員が居住している。このうち、15日現在で無事が確認できたのは13世帯54人にとどまっている。20世帯42人の安否が確認できていない。...
事業壊滅も団員の安否気遣う…被災同胞「民団の激励、うれしい」 激甚被災地区の岩手、宮城、茨城の民団地方本部は、什器備品や書類が散乱した程度で、会館自体に大きな損傷はなかったものの、電気・水道・ガスの供給が絶たれ、通信網の寸断とあいまって一時は機能不全に陥った。 だが、体制を立て...