在日韓国科学技術者協会(洪政國会長)は1月22日、都内で3・4世の若手科学者を対象にした「YGF」(ヤング・ジェネレーション・フォーラム)の同窓会を開いた。YGFは韓国科学技術団体総連合会(科総)が2003年から毎年開催しているワークショップで、世界12カ国の次世代同胞科学技術者によるネットワークづくりをめざしている。 同窓会には北海...
提示義務違反に懲役 来年7月までに実施される日本の改定入管特例法に盛り込まれた「特別永住者証明書」(ICカード)の提示義務が、在日同胞社会に波紋を呼んでいる。違反したときは1年以内の懲役。民団などの要望活動が実り、外国人登録制度の根幹を担ってきた常時携帯制度は新制度から外れたものの、厳罰を伴って復活したか...
【兵庫】白いブーツを履き、金属製の棒を手にパフォーマンスを繰り広げるバトントワリングはいまやマーチングバンドに欠かせない。日本でもアニメ「コメットさん」を通じて広く知られるようになった。 在日4世の朴真佑実さん(21、甲南女子大学3年)もそんなバトントワリングに魅せられた一人だ。「在日のチームをつくりたい」と、胸を膨らませている。
制作費1億 出資者募る わずかな飼料用トウモロコシと塩水程度で命をつなぎ、1日12時間の強制労働に甘んじる。これが一部の脱北者を通じてもたらされた北韓強制収容所の実態だ。約10万人を数える北送同胞も、その2割がいわれなき「スパイ」の濡れ衣を着せられ、収容所に送られているという。在日同胞の清水ハン栄治さん(...
言葉より行動のとき創団65周年 組織強化の弾みに 創団65周年を迎える民団の中央本部と東京本部合同主催の2011年新年会が11日、都内のホテルで開かれ、首都圏をはじめ全国主要本部の幹部や韓日両国の国会議員を含め約900人が参加した。参加者は、かつてなく良好な韓日関係をさらに発展させ東アジアの安...
東北アジアに近年にない緊張が高まった昨年の残響はなお強く、各地民団の今年の新年会では、東アジアの安定と繁栄のために、韓日両国の結束がかつてなく緊要な課題になったとの認識が強く表明された。「韓日新時代」の到来が希望的観測の次元を超え、急速に実体化する可能性を見せていることに、団員たちは民団の宿願である永住外国人への地方参政権付与の問題にどう作用するのか...
民団は今年、創団65周年を迎える。来年には国会議員選挙と大統領選挙を控えており、在日同胞として初めて国政選挙に臨む。北韓の延坪島への無差別砲撃を目の当たりにしたいま、韓半島の平和確保からも目を離せない。様々な課題を抱えてわれわれはどのような気構えで今年1年に臨んだらいいのか。各地での新年会に参加した同胞に聞いた。■□
オリニ事業出身者も 「成人の日」の10日を前後して、同胞団体主催の成人式が各地で開かれた。参加者の中にはオリニジャンボリー経験者も見られ、民団の次世代育成事...