次世代育成に使命感 【大阪】韓半島にルーツを持つ子どもたちの民族的アイデンティティを培ってきた大阪市内の民族学級が今年、還暦を迎えた。解放直後には朝鮮人学校強制閉鎖、65年には民族教育を認めないとした文部省通達に苦しめられ、一時は存亡の危機にも見舞われた。それでも、保護者の熱意に支えられ、民族講師のバトンは1世から2世世...
市民団体と共催 関東大震災時の同胞虐殺の全容を明らかにし、事件の全容に迫る第7回企画展が1日から在日韓人歴史資料館(姜徳相館長、韓国中央会館別館)で始まった。関東各地で事件の調査・聞き取り、追悼を行ってきた諸団体が実行委員会を構成、歴史資料館と共催した。 国と民衆の責任テーマに 展示パネルは約20点。まず、事...
【愛媛】韓国の文化や言葉を勉強することで、韓国人としての誇りをもってほしいと、民団愛媛本部(表寅熙団長)が8月に毎週1回、愛媛韓国会館でオリニを対象にした「サマースクール」を開講した。同本部としては初の試み。 「韓国人としての自覚を芽生えさせる基本は韓国語」と、ウリマルに慣れ親しめるようカリキュラムを工夫した。表団長は、「言葉は幼少時から身につける...
中小企業に「番頭さん」を派遣ビジネスインテリジェンス 崔博文社長 「社長の右腕」が不在の中小企業に中高年の番頭さんを派遣、責任者として経営者を補佐し、売上増加や成長を図るサービスを提供する。 「登録者は約2000人。口コミで来訪するのは、大手企業出身の45〜65歳の人がほ...
【京都】日本の敗戦直後の1945年8月24日、韓国に帰国する被徴用労働者らを乗せた旧日本海軍輸送船「浮島丸」が謎の爆沈を遂げてから今年で65周年を迎えた。 犠牲となった労働者とその家族を追悼する集会(「追悼する会」主催)が爆沈と同じ日、事故現場の舞鶴湾に面した「殉難の碑公園」でしめやかに営まれた。舞鶴市からは齋藤彰市長が参列した。 追悼する...
南北等質化も視野に 積み上げ式「基金」など諸案 李明博大統領が光復65周年の記念辞で、▽平和▽経済▽民族の各共同体の過程を経て平和統一を実現するとの3段階統一構想を提示し、「統一は必ず来る。その日に備えて統一税など現実的な案も準備する時だ」と述べたことで、いわゆる「統一費用」の問題がクローズアップされた。統一の時期・方式...
貿易額1兆ドル時代へ ペルーと妥結 EUとは今月署名 韓国は8月末にペルーと自由貿易協定(FTA)を締結した。南米ではチリに次いで2番目。今月半ばには欧州連合(EU)と正式署名する運びになっているほか、米国やオーストラリア、トルコ、中東諸国などとも推進中で、年間貿易額1兆㌦をめざす。 外交通商部の金宗࣡...