望郷と抗日色濃く 民族一つにした「アリラン」 在日同胞にとって歌とはかつて、故郷・父母兄弟を偲んでは我が身を嘆き、仲間どうしで労わり合い、あるいは錦衣帰郷の希望を託すものだった。そうした1世の心は団塊の世代以上の2世にも通じるものがあり、解放以前に流行った歌が懐メロとして歌い継がれてきた。在日同胞の心を映した愛唱歌を追っ...
激動の歴史を糧に未来へ進もう オモニパワーは同胞社会の柱 自負持ち逞しくしとやかに 在日本大韓民国婦人会中央本部の結成は1949年6月15日。今年60周年、いわば還暦を迎えた婦人会は、10月29日に東京で記念祝賀会を開催する。「良妻賢母」合い言葉に、妻として、母として、夫を支え、子どもたちを育てながら...
記念事業…全国45本部で展開 婦人会中央本部は、60周年事業の一環として婦人会組織の第一線を退いた全国45都道府県本部の功労者に感謝の思いを伝える慰問を展開している。 対象は90歳以上で、各都道府県単位でおおむね一人としている。記念事業は1月17日の滋賀県からスタートし、全国各地方本部で現在も推進中だ。 1月23日には余...
全国9地方で企画 青年ジャンボリーから2年…あの感動を再び全国9地方で企画 在日韓国人青年600人が母国韓国に結集した「2007青年ジャンボリー」から2年が経ちました。青年会中央本部の結成30周年を記念し、北は北海道、南は九州の各地から集い、ふれあい、同じ在日同胞としての絆を深め合いました。 同じルーツを持つ在日...
韓日友好へアプローチ 2010年度から公立中学校で使用される教科書採択の年を迎え、青年会は「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書が採択されないよう、民団、市民団体とも歩調を合わせ、取り組みを強化しています。 特に、栃木県大田原市、東京都杉並区、滋賀県、愛媛県など、05年に扶桑社の教科書を採択した地区教育委員会に対して、望...
多民族・多文化共生社会の実現に向けて、青年会が最重要課題として地方参政権獲得運動を開始してから16年を経過しました。この間、青年会は世論喚起や大規模大衆集会などを継続して実施してきました。 去る5月31日には「韓国で実現して3年、永住外国人に地方参政権を!5・31集会」を婦人会、市民団体等と共催しました。集会には1000人が集い、青年会も全国から約...
在日韓国青年会の全国幹部研修会、「第22回Korean Youth Academy」が7月11〜12の2日間、韓国中央会館において開催されました=写真。 各地方本部・支部の執行部及び監査団60人が集まり、歴史教科書問題や入管関連法改定問題など青年会運動に関する研修のほか、金両基先生や鄭夢周民団中央本部事務総長を講師に招き、青年会幹部の役割や責務に関...
地位向上へ さらに前進しよう 親愛なる同胞の皆さん! 私たちは年毎に光復節式典を開催し、わが民族が二度と不幸な歴史を繰り返さないよう決意を固めてきました。そして、祖国の民主的平和統一と在日同胞社会の健全な発展のために尽力することを誓ってきました。 処遇改善大きな一歩 今年は、今日の大韓民国の源になった...