忘れたい歴史見つめ直し 近代韓日の児童文化・文学関係史に関する研究成果をまとめた、大竹聖美著『植民地朝鮮と児童文化』がこのほど、社会評論社から刊行された。1895年から1945年までの50年間を対象にした大竹さん(東京純心女子大学こども文化学科准教授)の児童文化・文学領域での本格的な研究は、これまで両国でもなされてこなかっただけに、関心...
韓国の伝統家屋をよく見ると、子ども部屋は東側に配置されています。朝日をあびて早く起きて、勉強しなさいという意味があります。お母さんは子ども部屋に、このような念願を込めた絵を飾りました。 高い官位に上がれという意味の鶏の絵とともに、たくさん書かれているのがこの絵の鶏頭花です。鶏頭花は鶏のとさかと形が似ていることから、鶏冠花とも呼ばれて位を象徴します。...
新会長に姜善博君…学生会が大会 同胞学生の連帯拡大へ幅広いイベント 在日本大韓民国学生会の第31回定期中央大会が3月21日、韓国中央会館で開かれ、新会長に姜善博君(目白大学=前副会長)を選出した。副会長には尹寛植(日本大学)、金知京(青山学院大学)の両君、総務部長は李龍平君(国学院大学)、代表監査には呉知均前会長(國學院...
6地方本部で役員改選 09年度地方委員会が15日の静岡、島根を皮切りに22日までに12地方本部で開かれた。このうち6地方本部では任期満了に伴う大会も開かれ、新三機関長が選出された。 15日に第46回定期大会を開いた静岡県本部は、団長に金光敏・前団長、議長に金成根・前監察委員長、監察委員長に金辰権・前議長をそれぞれ選...
09年度の地方委員会が15日の静岡、島根本部を皮切りに24日まで13地方で開かれ、地方参政権獲得推進などを採択した。 ◇ ▼15日=静岡本部(第53回)は静岡市大里生涯学習センターで開かれ、地方委員・代議員の定員が、現行の70人から50人へと縮小された。また、支部割当金の50%削減も承認された ▼島根本部(第61回)は多文化共生事業を...
【ソウル】世界韓人会長大会運営委員会が10日から12日までソウル市内のホテルで、委員長の権寧建在外同胞財団理事長、副委員長の金勝利・米州韓人会総連合会会長、李永修・中南米韓人会連合会会長、委員の許孟道民団中央本部副団長ら15人が参加して開かれた。 権理事長は、あいさつで「今年度の世界韓人会長大会(第10回)を『韓人の日』(10月)行事とは別途に6月...
【三重】伊賀市は04年の市町村合併で誕生して以降、これまでの町村を「地区」と位置づけ、その下に自治会に相当する「区」を設けることで狭域自治を進めている全国でも珍しい自治体だ。府中地区に住む金英裕さん(60、民団三重県本部監察委員)は、同地区で2番目に大きいハイツ芭蕉区の区長代理を務めて1年になった。区長に代わって地域と行政窓口とのパイプ役となっている。 ...