新会長候補の中から一歩抜け出せたのは、ひとえに仲間を率いる情熱と推進力、負けず嫌いな性格だろう。康孔鮮前会長は「最後まであきらめずに取り組む」ところを高く評価する。 器用な性格ではない。企画事業部長として歴史教科書問題で寿隆会長(当時)から全権を委任されたときは、「怪物のような存在」である「つくる会」と泥臭く、真正面から対峙した。外国人記者クラブ...
会員80人に倍増 【神奈川】川崎市南部の同胞集住地で暮らす在日同胞高齢者たちの交流クラブ「トラヂの会」が今年で結成10周年を迎えた。23日には活動の拠点としている川崎市立桜本小学校で歌と踊り、寸劇などのミニ発表会を開いて、支援者らに明るい笑顔を見せた。この会は一人暮らしが多く、孤立しがちなお年寄りたちにとって大きな心の拠り所となっている...
3大運動・5大事業 推進 第62回定期中央委員会が15日、東京・港区の韓国中央会館で開かれ、2008年度の重点方針として、3大運動(地方参政権獲得、組織強化、韓半島の非核化と平和定着)と5大事業(同胞生活に対する支援、同胞経済に対する支援、オリニ・ジャンボリーと次世代育成、MINDAN文化賞と文化振興、「韓日観光交流の年」協助)を原案通...
「参政権」と「生活権」に全力を ■□ はじめに 新政府で韓日関係の飛躍的な発展に期待 韓国では今月25日に李明博新大統領が就任します。本団は60万在日同胞とともに李明博新政権の誕生を心から歓迎します。国民から圧倒的な支持を受けた新大統領には、低迷する経済の発展と北核問題の完全な解決に全力を尽くして下...
不退転の決意で実り生む ■□ はじめに 11・7決起集会で示した民団の底力 2007年度は、前年の5・17事態によって失墜した民団に対する対外的な信頼の回復と組織内部の葛藤を早急に解消することが求められるとともに、政府補助金の監査結果に対する是正措置を速やかに講じなければならないという、組織内部的に...
韓国の国宝第1号・南大門=崇禮門の焼失(10日放火、11日未明崩落)は、民族文化の歴史的な象徴として親愛を集めていただけに、国民の間に悲憤と喪失感を広げている。しかし、早期復元を願う誠金拠出、募金の動きが早くも活発だ。民団中央本部にも、同胞や日本人から「痛ましく、残念だ」「誠金を拠出したいが、どうすればいいか」との問い合わせが相次いでいる。 折から...
全国団長・傘下団体長ら緊急行動 在日同胞の念願である地方参政権の年内獲得のために民団は14日、「緊急全国地方団長および中央傘下団体長会議」を東京・港区の韓国中央会館で開くとともに、国会陳情活動を展開し、議員583人(秘書を含む)と面談した。 活動後に報告集会 鄭進中央団長は緊急会議で「地方参政権問題はこの1〜...