在日コリアンの特権なの 私が生まれ育った大阪の生野区という街は、韓国と日本が、生活と密着しながら共存している。そういう所で長く住んでいると、自分が社会ではマイノリティであることなどすぐに忘れてしまう。 そんな私が、在日コリアンであることを一番強く意識する時は、新しく同胞と出会った時だ。初対面でもすぐに親しくなれる。それが在日コリ...
「参政権」へ届けこの声 「永住外国人地方参政権の早期立法化を!」と訴える民団主催の全国決起大会が7日、東京・日比谷野外音楽堂に団員や日本市民団体代表ら5000人を集めて開催された。会場の「これ以上の先送りは許せない」との気勢に、各政党代表らもそれに応えるべく、「時機は熟した」「今度こそ成立へ粉骨砕身する」などと力強くアピール。民団中央本...
地域住民としての権利求めて 過半数自治体が賛同 最高裁「合憲判断」追い風に 早期実現へ全力投球 民団を中心とした永住外国人地方参政権獲得運動の結果、日本国会には現在6回目となる、永住外国人への地方選挙権付与に関する法案が提出されており、早期成立が切望されている。民団の地方参政権獲得運動は、1987年の...
中北4県共催 愛知、三重、岐阜、福井の4県民団本部は10月28日、四日市ドームで「中部国際親善マダン」を開催した。今年、愛知が創団60周年を迎えたことなどから民団中北地協としての団結を深めようと企画した。 4県から1800人が集結。各県対抗リレーは各出場選手がガチンコ勝負で盛り上がった。民俗芸能公演では、青年会愛知...
横浜で生コンの製造・運送森島建興の徐玉出社長 荷台にグルグルまわるドラムをつけて街を走る生コン車。誰もが目にしているに違いない。コンクリートミキサー車とも呼ばれ、セメントや骨材(砂や砂利)、水を練り混ぜたものが固まるのを防ぐためのものだ。この生コンの製造・運送を専業とする。
在日資本の韓国音響社 自社ブランド1号 在日同胞資本の韓国音響株式会社(ソウル市、裴善代表取締役会長)が開発したスピーカーシステムが、内外で静かな反響を呼んでいる。キャビネットにはベトナム伝統の竹工芸品を使った。キャビネット自体が振動板として機能することで、原音に限りなく忠実な再生を可能にしたという。在日3世社員が中心となって担い、製...
今年5月、韓国全羅北道南原市で開催された「春香国楽大典」にパンソリで出場し、「海外同胞賞‐特別賞」を受賞した在日韓国人3世の安聖民さん(41・大阪市生野区)。00年から7年間、夏休みなどを利用して渡韓。重要無形文化財第5号パンソリ「水宮歌」保有者候補の南海星さんに師事し、パンソリを修得した。現在、大阪・生野区を拠点にパンソリ、民謡、チャングなど文化教室での...
在日韓人歴史資料館主催の「錦絵展」に幕末から明治中期にかけて日本の東アジア観を映し出す貴重な所蔵コレクションを出展した姜徳相館長(滋賀県立大学名誉教授)が10月28日、会場の韓国中央会館8階MINDANホール(東京港区南麻布)で自ら解説をした。 コレクションは約300点。会場では選び抜いた96点を年代別に展示した。木版多色刷りの浮世絵版画は目を見張...