28日、外傷性くも膜下出血のため都内で死去。96歳。葬儀・告別式は家族で営む。 1925年、全羅南道宝城郡生まれ。17歳のとき日本軍軍属である捕虜監視員の募集に応じ、泰緬鉄道建設のため使役された捕虜の監視にあたる。解放後、戦犯に問われ、オーストラリア裁判で死刑判決を受け、のち20年に減刑。55年、「同進会」を結成。日本人とし...
韓国語の校歌、高らかに 「誇らしい」「涙が止まらない」 第93回選抜高校野球大会に初出場した京都国際高校が24日の初戦で延長戦の末に柴田(宮城)を5‐4で破り、初出場初勝利をあげた。大会第8日の27日、2回戦で東海大菅生(東京)と対戦、4‐5で惜敗した。最後まで全力でプレーした選手を後押ししようと、3塁側アル...
東日本大震災から10年。民団宮城本部は被災した団員4人の声を民団宮城新聞の特集①「東日本大震災より10年、コロナ禍で伝えたい『あの日』の想いそして現在」に掲載した。当時の緊迫した状況や民団への感謝など、さまざまな思いが語られている(洪景任さんは17日付1面で掲載)。 民団は母の胸のよう...
韓流スターの動画も後押し アジア最大級の食品・飲料専門展示会の「FOODEX JAPAN 第46回国際食品・飲料展2021」が12日までの4日間、千葉県内の幕張メッセで開催された。 昨年は新型コロナウイルスの関係で中止となった。首都圏4都府県で非常事態宣言の延長となったが、日本...
【大阪】第30回全日本アートサロン絵画大賞展(主催=同実行委員会、産経新聞社)で呉景萬さん(78=民団大阪・堺支部支団長)の作品「PLAY‐F」(ファイティングポーズ)が写実表現部門で佳作に入賞した。 作品は数人がファイティングポーズを取っている人物絵だ。丸1日で仕上げた。昨年の入選に続く4年連続の入賞となった。...
高春玉さん(蕙芳、婦人会東京・葛飾支部常任顧問)の描いた水墨画が国際公募展「美は国境を越えて2021」(国際墨友会主催)で「国際芸術賞」を受賞した。公募展には世界22カ国から作品484点が集まり、東京の国立新美術館で展示された。 作品は東洋的素材であるつぼみのままの蓮(ハス)をモチーフとした。大きくなって明日にも咲くであろう...
神奈川近代文学館コレクション展記念講演 【神奈川】在日同胞作家金達寿氏の生誕100年収蔵コレクション展を開催中の神奈川近代文学館(横浜市中区山手町)で14日、黒川創さん(評論家、小説家)が「いま、新しく読む金達寿」と題して記念講演を行った。 金達寿氏は日本大学専門部芸術科在学中...
【兵庫】兵庫県播磨地域の在日同胞を含む高校1年生3人が東京電力福島第1原子力発電所がある福島県を訪れ、ドキュメンタリー映画「15歳、福島で何を考える」を制作した。 3人は姫路市内で学習塾を経営している在日同胞、村岡世済さん(46、民団兵庫・西播支部課長)の教え子たち。村岡さんが東日本大震災も風化させることなく、自然災害につい...