年齢など調停委員の資格要件を満たす外国籍の弁護士9人が、本年4月の採用に向けて意欲を燃やしている。最高裁は外国籍の調停委員は認めていないが、現実には法律にも規則にも国籍条項はない。外国人の司法参画をめぐる論議がこれから本格化しそうだ。奇しくも今年は金敬得さんが司法修習生への司法参画を認められて30周年の節目となる。 金敬得さんの修習生採用から3...
夢実現へ共に進もう 今年も各地で同胞新成人のための式典が行われる。昨年、中央本部結成30周年を終え意気あがる青年会の中央会長から新成人へのメッセージがよせられた。 青年の使命と特権 本年、新成人を迎えられた皆様、おめでとうございます。 皆さんの本日の喜びは、ご家族の温かい愛情と、これまで皆さんをご指導...
閉塞感の打破へ奮起呼ぶ 12・19韓国大統領選挙でハンナラ党の李明博氏が圧勝し、2月25日には第17代大統領に就任する。式典に在日同胞が1000人参加する見込みだ。在日同胞は李明博新政府の性格をどう見るべきか。また、新政府は在日同胞社会にどのような影響をもたらすのか。本紙記者が語り合った。 異例な関心の背景 ...
基盤再構築急ぐ同胞経済 冬の時代に入った遊技業界。在日同胞の基幹産業と言われるだけに、同胞経済に及ぼす影響は深刻だ。民団でも、レジャー産業健全化推進協会を設立し、遊技業者の支援に本格的に乗り出した。民族金融機関7信組の実務者8人に、遊技業界の現状や成功事例、また民族金融機関の将来などについて語ってもらった。 ■□ 冬の時代...
ヨン様ドラマで人気の高麗神社 ヨン様が高句麗大王を演じるドラマ『太王四神記』が日本で放映されるや、埼玉県の高麗神社を訪れる中高年女性が激増したという。高麗(こま)神社の主祭神は高句麗王族の流れを汲むとされる高麗王若光(じゃっこう)で、《ヨン様の子孫》ということになる。韓流人気は「韓流神社」にまで及び始めた。古代からの伝統的古刹・古社は多...
「セヘ ポン マニ パドゥセヨ」(新年明けましておめでとう)−−韓国の有名な海水浴場、海雲台(釜山)の浜辺に、戊子年を記念して、民族衣装を着たネズミの大型オブジェが登場。希望に満ちた1年になるよう、訪れた人々にほほえみかけている。 (2008.1.1 民団新聞)
大韓民国が建国60周年を迎える。国内の一部市民団体の間で祝賀行事の準備が進められていると伝えられるが、政府としてどう臨むかはまだ明らかになっていない。いずれにせよ、建国記念日の8月15日に向けて、60年の軌跡が多角的に検証されよう。 その韓国で2月25日、李明博氏が第17代大統領に就任し、金大中氏、盧武鉉氏と2代10年続...
今年、草木の種子から若葉が芽生えるように、新しい何かが始まり少しずつ成長し始める。良くも悪くも、新しい時代の第一歩を告げる年になるだろう。 今年は1948年の大韓民国政府樹立宣布から60周年。60年前も今年も、干支(えと=十干・十二支)は「戊子(つちのえね)」。十干と十二支の巡り合わせから見る今年はどんな年なのか。 大地に支えられ種子が...