「在日や」 その一言で近づけた 私は、大盛りが売りのレストランでアルバイトをしている。 うちの店は体育会系で、とにかく威勢がよく、どちらかといえば文系の私は、よく失敗をして怒られる。 最初の頃は、バイト前夜は眠れなかった。やっと眠れても、店で一番怖い副店長が夢に出てきて、夢の中でも怒られる。 副店長は、威勢のいい...
フリーライター 朴景久 五感に響く熱気 このエネルギーの伝播を 「永住外国人に地方参政権を! 11・7全国決起大会」の熱気には心の底から驚かされた。この運動をここ数年の停滞から反転させ、再び燃え上がらせるには周到な下準備と大量の燃料が必要だと思っていたからだ。 しかし、住民の一員としての基本権...
趙玉順さん 「自分が楽しむためなんです」 「今、この年齢になって、こうやって充実した時間が送れるということが嬉しい」。子育てが一段落した40歳から、ボランティア活動を続けてきた趙玉順さん(55、東京・品川区)。 同胞デイサービスセンター「東京トラジ会」で高齢者体操を指導するほか、日本人高齢者の介護予防体操や話し相...
ふくらむ勇気と確信 運動再出発の起爆剤に 「日本政府と国会はいつまで、私たちの基本的な人権を黙殺し、付与法案を先送りするのか」「永住外国人地方参政権の早期立法化を! 11・7全国決起大会」に結集した5000人は心を一つに、不退転の決意をみなぎらせた。参加者の数、熱気とも予想以上だったこの日、お互いに元気を分け合い、参政権...
時代の流れ私たちに 自信を持って突き進もう 本日、国会に近いこの日比谷野外音楽堂で、多くの賛同する市民団体とともに、「11・7全国決起大会」を実施できますことを、主催者として誠に意義深く思うものであります。 私たちが今日、全国決起大会を開催した第一の目的は、日本政府や各政党が永住外国人住民への地方自治体参政権法案...
民団の底力見せた 決起成功を次へのステップに 「継続は力」の信念で 決起大会参加者は地方参政権獲得に向けてあらためて決意を新たにした。全国の参加者から声を聞いた。 「すごい!」実感 東京・朴永敦君(23)指紋押捺の体験もないので参政権に関してはそれほど必要性を...