在日再編へ対応急務 民団理念前面に力量蓄積を 「真の光復」追求の一翼担おう 親愛なる同胞のみなさん! 62年前の今日、わが同胞は南と北も祖国の内と外をも分かつことなく、日本の植民地支配からの解放に歓喜し、新国家建設へ奮起しました。「静かな朝の国」と称された国土と「東洋の光」とも讃えられた豊かな...
韓日共生時代の創造に向けて 鄭進団長−冬柴鐵三国土交通大臣 民団中央本部の鄭進団長は冬柴鐵三国土交通大臣と対談し、韓日関係の改善や共生社会の実現には、市民レベルの交流拡大が重要であるとの認識をともにした。また、日本の敗戦と祖国の解放という明暗を、小学3年時に迎えた「同級生」は、朝鮮通信使400周年の意義と教訓についても大いに語...
62回目の光復節(8月15日)がめぐってきた。光復節の思い出や祖国・民族、在日同胞の未来などについて、読者に声を寄せてもらった。 【質問事項】 ①光復節の思い出 ②祖国と民族について ③今後の在日社会とは ■□ 踊りや歌で皆が祝う 呉文子さん(東京・主婦・69) ①私が8・15を迎えた...
急がれる歴史的な総括 ■□ はじめに 韓国の正当性 再認識の時 来年の光復節は、大韓民国政府の樹立60周年でもある。今後、複雑に入り組み始めた南北関係を背景に、韓国政府の正体性、つまり正当性に関する論議が改めて熱を帯びることになろう。 すでにこの間、韓国内の親北勢力などによって、「北=親...
■□ 「屋台骨」として…OBから 8・13事態から30年に思う 生活者団体の自覚新たに 青年会が中央本部結成30周年の記念事業として来月には韓国で500人規模のジャンボリーを開催することに、OB会を代表してまずエールをおくりたい。 組織の転換期はほぼ30年を周期に巡ってくる。そのターニングポ...
大澤真幸 京大教授に聞く 日本ばかりでなく、韓国や中国も含めたネット世代の若者たちに、共通して「ナショナリズム」が強まっている。その理由に迫りながら、在日のナショナリズムについても聞いた。 ■□ サイバー空間に飛びかうもの グローバル化時代の副産物 普遍性の欠如突く −−...
カナダ留学の前学生会会長 今月9日、語学留学のためカナダ最大の都市、トロントに向け出発した前学生会中央本部会長の柳太漢さん(23・神奈川県横浜市)。この地をあえて選択したのは100以上の国の文化が存在するといわれ、異なる背景を持つ移民たちが当たり前のように暮らす多文化共生社会について学び、在日の存在を伝えたいという思いもあったからだ。会...
後回しにされる最大の人道問題 南北赤十字本会談開始から35年 実現は1万6千人だけ 南北分断と6・25韓国戦争(50年6月〜53年7月)にともなう離散家族の再会問題は、最優先的に解決されなければならない南北間最大の人道的問題である。今年8月で、同問題解決のための南北赤十字本会談が開始されてから35年に...