34年竣工の朝鮮奨学会…監視から援護機関に 日本には韓国併合前から留学生が来ており、韓国公使館の学事部で留学生の監督をしていた。その後は朝鮮総督府が学生の対策を行ってきたが、留学生達は総督府や公安当局の監視をかいくぐり、2・8独立宣言を発表して3・1独立運動を始めたり、新しい民族運動の知識や社会主義思想などを朝鮮に広める役割を果たした。...
阪神教育闘争の物証…米公文書館にあった 今や遠い昔のこととなった阪神教育闘争の物証が、奇しくもアメリカ国立公文書館の段ボール箱の中から見つかった。 改めて、闘争の経緯を振り返ってみよう。 祖国解放から3年後の1948年1月、文部省はアメリカ軍の指導の下、朝鮮人子弟を日本人学校に就学させるよう各都道府県知事に通達を出し、民...
■□ 韓半島の平和と繁栄…羅鍾一・駐日韓国大使 在日同胞は特別使命 解放を迎えたとき、植民地であったインドをはじめ、マレーシア、インドネシアなど多くの国が独立したが、韓国が最も苦しい立場にあった。産業がありましたか? 民主化がされていましたか? いろいろな衝突、理念・イデオロギーの対立、常に騒々しく暴力が飛び交う状...
第12期民主平和統一諮問会議が出帆に際し、盧武鉉議長(大統領)が述べた大会辞は次の通り。 ■□ 盧武鉉議長が大会辞 要旨 この間我々は、南北交流の拡大、自主国防の推進、韓米同盟の強化、中国、ロシアとの関係改善など、対外関係でさまざまな進展を迎えました。懸念される北韓の核問題も、少しずつ解決の糸口が見えはじめており...
第12期平統委が出帆…統一時代準備へ内外結束 委員1万7000余 和合の先頭に 第12期民主平和統一諮問会議(議長=盧武鉉大統領、諮問委員総数1万7千193人)が1日、「統一時代を準備する民主平統」のスローガンを掲げて出帆した。全体会議は青瓦台(大統領府)と国内16市道および海外4地域(日本、米国、豪州、ドイツ)を同時に...
…韓国発展の原動力を統一に 第12期平和統一諮問委は、実質的な統一運動体に変身する意思を全面に出し、全体会議、日本地域会議とも前例にないほど充実した。全体会議で発表された日本地域代表の政策提言、12期諮問委員一同による「国民におくる平和メッセージ」、日本地域会議の開会辞、特別講演、意見開陳の内容(要旨)を紹介する。 ■□■...