コラム・特集 リスト

在日百年 〈物〉が語る歴史 第2部−5

本名消された通信簿 幼い心に創氏改名強要  掲載の写真は友人の李茂炯氏が「こんなものがあるが役にたつだろうか」と提供してくれた。東京市立稲田尋常高等小学校「昭和十五年度」、第三学年一組李茂炯の、個人成績表で、一見なんの変哲もないただの通信簿である。  しかし「李茂炯」という朝鮮名が2本の線で消され、その右側に「武...

2005-06-29

【特集 新宿・大久保地区】差別排す教育現場

韓国語や英語で授業も 善元幸夫教諭(新宿区立大久保小学校・日韓合同授業研究会代表)に聞く  −−新宿区立大久保小学校では外国人児童の比率が高く、来日したばかりの児童への日本語教育や外国人児童のための様々な実践など、多文化共生のための教育を積極的に進めています。  善元 新宿区全体での外国人の比率は約10%で、全国的に...

2005-06-29

【特集 新宿・大久保地区】多文化共生の街づくり

90を超える国籍の人たち 違いを認め合い、互いを尊重、豊かに生きよう  90を超える国籍の人々がともに暮らす街、東京・新宿。多文化共生時代を迎える日本の最も先鋭的な現実のなかで、受容と排除の間で揺れ動きながらも、共生の街づくりを探る地域住民の姿がある。(金裕哲記者) ■□■□■□ 外国人住民比率日本一の新...

2005-06-29
2005-06-22

特集 国交40周年…停滞と変わったこと

人の往来は400倍に、姉妹友好都市100組超す 日本23都市結ぶ  65年当時、韓日両国を結ぶ定期路線は、大韓航空(KAL、当時は公社)と日本航空(JAL)が金浦〜羽田間をそれぞれ週3便ずつだ。現在は仁川、金浦、釜山、済州の4都市と日本の23都市を結ぶ路線は多いときで1日400便を数える。  03年11月から運航...

2005-06-22

特集 国交40周年…深まる交流、歴史認識は溝

政府見解改善されたが、実質空洞化の言動次々 韓日関係がこの40年間で、質量ともに大きく発展したのは間違いない。しかし、歴史認識の側面でどれほどの進展があったのか、厳しい問いかけが続いており、この問題は東北アジア、さらには東アジアの将来に暗い影を落としている。謝罪文言ない韓日条約前文

2005-06-22

特集 国交40周年…韓日会談時から共生が柱

「在留資格なき在留」から「特別永住」へ 法的地位の変遷  敗戦後の日本政府は在日同胞に対し、「まだ日本人」・「すでに外国人」という立場を巧みに使い分けてきた。つまり、「外国人」としての権利を否定し、「日本国民」としての権利も与えなかったのである。  例えば、同胞が切実に必要としていた民族教育を、日本国民なのに外国...

2005-06-22

特集 国交40周年…「厄介者」転じ「架け橋」に

「日本人になれというのか」 民団団長、韓国政府代表へ反論…交渉者回顧  韓日会談締結前後の時期に36歳の若さで外務部長官を務め、韓国代表として条約に署名した李東元氏は、著書『大統領を懐かしみながら』(92年。韓国・高麗苑刊)で、難航した法的地位問題について、当事者である在日同胞の多くの耳目が後ろに控えており、双方の実務...

2005-06-22
2005-06-22
2005-06-22

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