コラム・特集 リスト

<社説>ペイオフ延期と同胞系信組の支援

 来年4月予定のペイオフ(預金の払い戻し保証額を元本1000万円とその利息とする措置)の全面凍結解除を日本政府は7日、2年延期し、2005年4月から実施することを決めました。  これは、金融システムが非常時であるとの認識から、ペイオフ解除を強行すれば、預金者の混乱を招き、金融危機の引き金になりかねないと判断したからです。いずれにしても日本政府の金融政策の転...

2002-10-21

<コラム・布帳馬車>頑張れ「海外派」

 メジャーリーグの全日程が終了した。スポーツ好きな韓国民の間では、「海外派」と呼ばれる海外で活躍するプロスポーツ選手たちへの視線が熱い。  欧州などに移籍したサッカー選手はもちろんだが、プレーオフとワールドシリーズを控えたMLB(メジャーリーグ)を注目したい。  MLBには現在4人の韓国人選手が進出している。朴賛浩(テキサス・レンジャース)、金炳賢(...

2002-10-15

<社説>「拉致事件」の全容明らかにせよ

 北韓の金正日国防委員長自らが、日本人拉致の関与を認め、謝罪した17日の日本・北韓首脳会談以後、日本国内は両国関係の今後について、多様な論議が交わされています。なによりも、拉致された11人のうち、8人までもが死亡していたという事実が、大きな衝撃を呼びました。一部には、「死亡」は北韓の内部事情によるものであり、信憑性が薄いとする意見もあります。しずれにしても被...

2002-10-02

<社説>オリニ土曜学校を広げよう

 隔週土曜日の休日制導入を期にスタートしたオリニ土曜学校は10年目を迎えました。徐々に全国的な拡がりを見せ、今年に入って過半数の地方本部で取組まれるようになりました。日本の公教育の場にオリニを委ねざるをえない2・3世の保護者の悩みは、オリニの健やかな成長にとって欠かす事ができない民族的な感性をいかに育むかにあります。 ■同胞とのふれあい求める

2002-09-25

<コラム・布帳馬車>「オリニJ」成功秘話

 8月初旬、大金を落としてしまった!。約12万円、仕事で買い物をしていた途中の出来事である。  新宿に行き、数カ所に立ち寄ったのだが、持っていたはずの封筒がいつのまにか消えていたのであった。  あわてて引き返し、必死に探したが、それらしきものは全く見当たらず、電話で確認したところ、どこかの店に忘れて来たようすもなかった。  現金だったので、まず...

2002-09-18

<社説>「参政権」で共生社会を実現しよう

 日本国会で継続審議となっている永住外国人の地方選挙権法案はどうなっているのでしょう。  先日、日韓・韓日議員連盟の合同総会が都内で開かれ、懸案のこの法案についてあらためて共同声明を発表しています。日本側は、「現在与野党間で合意を導き出すために努力しており、国会での実現のために積極的に努力する」と表明しています。 ■不信感募る国会運営 ...

2002-09-18

<社説>本国台風被災者に同胞愛を送ろう

「授業はあとでも補習がきくが、災害復旧がまず急がれる」。あるボランティア大学生の言葉です。  本国を襲った台風15号によって空前の被害を受けた被災者を勇気づけているのは、各地から集まった名もなきボランティアたちの存在です。  突然の災害によって家族を失い、生活基盤をなくした被災者たちにとってこのような心温かい人たちの存在がどれほど心強いことでしょうか...

2002-09-11
2002-08-28

<社説>急げ、「京義線」の再連結

ウラジオストク(ロシア極東)での金正日・北韓国防委員長とプーチン・ロシア大統領との会談(23日)では「双方が最も関心を持つ経済問題」として韓半島南北縦断鉄道とシベリア鉄道の連結問題が協議された。両首脳は、昨年の会談で連結に原則合意しており、具体的内容が協議されたといいます。 ◆「軍事保障合意書」即発効を  27日から30日までの予定...

2002-08-28

<社説>無年金救済「試案」に欠ける視点

坂口力厚生労働相は今月に入って、定住外国人を含むすべての「無年金障害者」の早期救済を図るとした独自の「試案」を発表しました。その内容とは、現行の拠出制年金制度に影響を与えない範囲内で、かつ旧障害福祉年金の額などを勘案しながら特例として福祉的措置をとるというものです。 ■高齢者にも福祉的措置を  坂口厚労相が7月の段階で明らかにした当...

2002-08-21

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