延辺に根をおろす小林恒夫さん 中国吉林省にある延辺朝鮮族自治州。小林恒夫さん(72)は、その州都である延吉市で活動して、今年で13年目になる。 長らく延辺大学で日本語を教えながら、「ふれあいの場」という日中の民間交流センターの運営に関わってきた。中国の学生たちに日本...
慰安婦問題をめぐって韓日関係が冷え込み、硬直し始めた。事の発端は、昨年末の駐釜山日本総領事館前への慰安婦を象徴する少女像設置だ。日本政府は駐韓大使と駐釜山総領事を一時帰国させるなどの厳しい対抗措置をとった。 事態を重く見た民団は、さる1月12日に東京都内で開かれた民団新年会で、呉公太団長が「釜山の慰安婦少女像をなくすことが、在日同胞...
ヌビ作家 尹炳玉さん 飾り気のない笑顔。小さなことなど気にもしない性格。およそ針仕事にいそしむ女性のイメージとは、かけ離れている。それがヌビ作家、尹炳玉さん(67)の魅力でもある。 若いころは、韓国銀行に勤めていた、というキャリアの持ち主。働きながら、趣味で書道や生け花を習った...
喬桐島の人気理髪所池光植さん 仁川市には、西海にたくさんの島がある。江華島の北西部から、3・4㌔の長さの喬桐大橋を渡ると、喬桐島だ。面積は47平方キロメートル。人口は約3千人。3年前にこの橋が架かる前は、ひなびた孤島だった。朝鮮時代には、王族の流刑地でもあった。 喬...
今年の新成人対象は1996年4月2日から97年4月1日生まれ。85年、日本の国籍法改正によって国際結婚による多重国籍者が増え続けている。今年の新成人の多くは「次世代育成は幼少期から...
多様化する価値観見据え新時代の民団創ろう 丁酉の新年を迎え、内外同胞の多幸を祈り、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。 昨年、民団は創団70周年を無事に終えることができました。草創期から今日まで幾多の困難を乗り越えて、「在日同胞の故郷」とも言える民団が綿々と継承さ...
今年の新成人対象は1996年4月2日から97年4月1日生まれ。85年、日本の国籍法改正によって国際結婚による多重国籍者が増え続けている。今年の新成人の多くは「次世代育成は幼少期から...