コラム・特集 リスト

サラム賛歌<9>魂の響きを写しとる

カメラマン金秀男さん 金秀男さんと出会ったのは30年前、全羅北道のピルボンマウルの村祭りだった。ソウルから出かけた学生たちが車座になってマッコリを飲んでいると、突然、見知らぬアジョシが入ってきて、「自分にもつげ」と偉そうに言った。 私が日本からの留学生だと名乗ると、韓国の雑誌に...

2016-06-22
2016-06-22
2016-06-08

サラム賛歌<8>共に暮らす村 共につくる

「野の花の咲く村」鄭相五さん 京畿道安城市の郊外にある「野の花の咲く村」を訪ねた。車は入口の駐車場に置くようにという看板があって、住宅に続く道は舗装されていない。子ども用の自転車が無造作にとまっているのが、なんだか微笑ましい。村の中を車が通らないから、子どもたちは安心して遊べるのだろう。

2016-06-08

サラム賛歌<7>オンマと呼んでくれる金財花

多言語は自由への翼 5月の「オボイナル(父母の日)」の朝、「オンマ、アッパ!」と言って、私たちに駆け寄ってきた娘がいる。財花だ。小さかった娘が、今や二人の女児のお母さんになり、そのおかげで私とつれあいは、「ハルモニ、ハラボジ」と呼ばれるようになった。 金財花の故郷は、中国遼寧省...

2016-05-25
2016-05-25
2016-05-11

ヘイトS与党案修正求め街宣…青年会など11団体参加

 青年会中央本部(朴裕植会長)は4月27日、東京千代田区の参議院議員会館前の歩道に立ち、ケンガリとプクを打ち鳴らしながら、与党ヘイト対策法案の即時修正を呼びかけるコールを繰り返した。在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)との共催。 両団体を含め11団体から約150人が参加。法案の条文に禁止条項を盛り込むこと、および法律の対象を「本邦外...

2016-05-11

サラム賛歌<6>歴史と言葉にこだわる

詩人 李潤玉さん 「日本で韓流スターが活躍するのを見て、『国威宣揚』だと喜ぶ韓国人がいるけれど、それはもともと、日本の軍国主義の言葉です」 太極旗に向かって、右手を左胸に当てて敬礼する「国民儀礼」も、実は戦時中の宮城遥拝と君が代斉唱の儀式を指した言葉だ。...

2016-05-11
2016-05-11

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