『韓国・朝鮮の知を読む』野間秀樹編今秋刊行■□おぼろげな文化接近法高度な翻訳こそ触媒に 韓国の文化がこれほど世界で共にされている時代は、過去のどこにもなかった。Kポップの隆盛は驚異的である。音楽でもクラシックの演奏家たちは早くから海外...
北韓を脱出して命からがらの思いをして日本にたどり着いた元在日北送同胞らの定着に向け、人道的な立場から援助している「脱北者支援民団センター」(代表=呂健二民団中央本部副団長)が、発足から10周年を迎えた。06年の「5・17事態」(総連と通じた河丙中央団長の総連本部訪問と民団・総連5・17共同声明発表)を前後して一時活動を休止させられたこともあった。脱...
在日同胞の次世代母国研修が今年も始まった。先陣を切ったのは中学生コース(引率団長=金昭夫中央副団長)で2日から4日間、ソウルのオリンピックパークテルで開催された。 全国から74人が参加、在日同胞の歴史、韓国の今、統一問題などの講演を聴いたほか、国立中央博物館や百済博物館などを見学し母国の歴史を体感、韓国軍のキャンプも訪問した。
■□引きこもり克服へ射つ目指すはパラリンピック…アーチェリー選手李愚公さん 脳性麻痺の在日3世、李愚公さん(23、京都市北区)はアーチェリーに打ち込みながら障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会、パラリンピックに韓国代表として出場する日を夢見ている。
水原華城への興味の延長で、ここまで足を伸ばすことになった。茶山遺蹟地。ソウル中心地から西に30キロ、南楊州市の北漢江と南漢江が交わる風光明媚な土地にある。 茶山とは、正祖を支え水原華城の設計も担当した丁若の号。天才的な実学者の生家と墓を中心に記念館と文化館がたち、その偉業を偲べるようになっている。 「イ・サン」のドラマを...
水原駅から乗ったバスを降り、八達門の前に立った途端、熱い感慨がこみあげた。「まるで、ローマのサンタンジェロ城だ!」 水原華城。八達門は南側の正門である。18世紀末の朝鮮の建築がなぜローマの古城を想起させるかというと、門の上部に戴く楼閣はいかにも朝鮮式ながら、門を守って高く築かれた半円形の煉瓦壁が、ハドリアヌス帝の霊廟として建てられ、要塞...
80代になる韓国のご老人と一緒にソウルを歩いていた時のこと。偶然に景福宮の前を通りかかると、老人が居住まいを正して入り口の門を見あげ、「光化門よ、光化門よ」と朗詠を始めたのに驚いた。古老の朗詠は韓国語だったが、私はそのもとの文章が日本語であることを知っていた。 「光化門よ、光化門よ、お前の命がもう旦夕に迫ろうとしている。…...