最大野党の民主統合党は25日の済州道を皮切りに、9月16日まで13地域を回る巡回党内選挙を実施して大統領候補を確定する。だが、50%以上得票する候補が出なければ、9月18〜23日に1位と2位の候補間の決選投票を実施する。
民主党の党内予備選挙には文在寅常任顧問、孫鶴圭常任顧問、丁世均常任顧問、金斗官前慶尚南道知事、朴瑩全羅南道知事、金英煥議員、趙慶泰議員、金正吉元行政自治部長官の8人が登録したが、党員および一般国民を対象とした世論調査の結果、7月30日に上位5人に絞った。
5人は文常任顧問、孫常任顧問、丁常任顧問、金前慶尚南道知事、朴全羅南道知事。しかし、朴全羅南道知事は21日、国会内で記者会見し、「党員の一人として白衣従軍する。この瞬間から予備選候補としての活動を中断する」と表明、予備選候補を辞退した。
朴知事は辞退理由を明らかにしなかったが、「民意を代弁しようとする予備選挙が組織動員選挙になっている。このような状況できれいな、お金のかからない選挙はできない」と表明した。
(2012.8.29 民団新聞)