【兵庫】同胞中高校生を対象とした「サマースクール」が18、19の2日間、神戸市長田区の兵庫韓国文化教育院4階で開かれた。小学生の時にオリニジャンボリーを体験した同胞中高校生に韓国の文化を学習する場を提供したいと、青年会兵庫本部(金陽信会長)が企画した。一昨年に続いてこれが2回目の開催。
7人が参加。初日は青年会メンバーの助けを借りて、数学や英語などの宿題に取り組んだ。翌日は民団兵庫・西神戸支部でチャンゴの演奏を体験、「これからの自分」をテーマに作文を発表しあった。
2年前のオリニジャンボリーに参加したことのある在日3世の崔嘉愛さん(神戸龍谷中学校1年)は、「友だちもできたし、みんなでチャンゴを体験することでいつもとは違った感じを覚えることができる。青年会のオンニやオッパの話もいろいろ聞きたい」と楽しんでいた。
金会長は「青年会メンバーとの交流を通じて、民族について肌で感じてもらいたい」と話していた。これからも継続していくという。
(2012.8.29 民団新聞)