最大野党の民主統合党の大統領候補を決める13地域巡回予備選挙は、8月25日の済州道を皮切りに、今月2日までに蔚山、江原道、忠清北道、全羅北道、仁川の6地域で実施された。
いずれの地域でも文在寅候補(常任顧問)が1位を占めた。しかし、6カ所の予備選結果を合算した文候補の累積得票数は5万221票(46・2%)で過半数には至っていない。
これまでの累積得票数の2位は孫鶴圭候補(常任顧問)で2万8059票(25・8%)。以下、前慶尚南道知事の金斗官候補(1万6036票、14・7%)、常任顧問の丁世均候補(1万4505票、13・3%)の順。
最終的に50%以上得票者がいない場合には、18〜23日に1位と2位の候補による決選投票が行われる。
最多の選挙人団(13万9275人)が参加する6日の光州・全羅南道予備選が、分水嶺になると見られている。その後の日程は、釜山(8日)、世宗・大田・忠清南道(9日)、大邱・慶尚北道(12日)、京畿道(15日)、ソウル(16日)。
(2012.9.5 民団新聞)