民団韓食ネット協議会(朴健市会長)主催による調理専門人養成「韓食シェフスクール」が10〜14日、東京・新宿区の趙善玉料理研究院で開かれた。
初日のメニューは、薬膳スンドゥブチゲと鶏肉の生姜醤油焼き、大根蜂蜜発酵茶、プクミ(煎餅)ピザの4種。講師の趙院長は「スンドゥブチゲは宮廷料理の一種。さまざまな野菜を好みで入れられるので体によい。材料費は安いが、手間がかかるのが韓国料理の特徴」と説明した。
約20人の受講生は都内だけでなく、静岡や神奈川、千葉など近県から参加。その1人、西山睦美さんは「韓流ドラマにはまり、韓食に強い興味を覚えた。野菜が多くヘルシーで、肌に良い。宮廷料理を学び、近所の人にも教えたい」と意欲的なところを見せた。
2回目は10月15〜19日、東京・四谷3丁目の妻家房料理学院で開かれる。
(2012.9.19 民団新聞)