【西東京】民団西東京本部(徐洪錫団長)と婦人会西東京本部(鄭照子会長)は「秋夕」を前にした9月26日、10数人で東京・東村山市の国立療養所多磨全生園を訪れ、同胞療養者を激励した。
かつて100人を超えた同胞療養者は現在、30人を切っている。高齢化に伴う諸疾患に加えてハンセン病の後遺症も抱え、外出する機会は少ない。それだけに、同胞が訪ねてくれるのは「なによりもうれしい」と口をそろえる。
同胞の元患者で構成している「互助会」の金奉玉会長は、「皆さんたくさん来てくれてただただありがたい。なんといって感謝の気持ちを表したらいいのかわからない」と繰り返した。
(2012.10.3 民団新聞)