【大阪】婦人会大阪本部(賓春花会長)の主催する「大韓婦人会10月のマダン」が6日、大阪韓国人会館で開かれた。同婦人会としては初の試み。済州道や慶尚北道などの郷土親睦会所属の婦人会や韓人会婦人会からも参加、会場は約400人でにぎわった。婦人会中央本部から余玉善会長、民団からも金漢翊中央本部議長と鄭鉉権大阪本部団長らが出席した。
各団体に所属する婦人組織が垣根を越えて交流する場が必要と、賓会長がかねてから温めてきたこの企画。賓会長は開会にあたって「オモニの文化祭」と位置づけた。
会場には個々の会員が趣味で手掛けた絵画やアートフラワー、書道、陶器などの作品が展示された。テーブルには、婦人会が準備したチヂミやチャプチェ、蒸し豚、キムパプ、キムチ、もちなどが盛りだくさん。
ステージ上では、民族舞踊「扇の舞」やコーラス、チャンゴ演奏、日本舞踊などが次々と披露された。また、カラオケ大会では歌自慢の各支部会員24人が次々と舞台に上がった。
審査の結果、1位には「セタリョン」を歌った韓福子さん(生野西支部)が選ばれた。2位は金延さん(生野中央支部)、3位は元奇連さん(茨木支部)。このほかにも「魅了賞」、「愉快賞」「敢闘賞」「団長賞」などの各賞が贈られた。
婦人会中央本部の余会長は、「在外選挙人登録ではオモニパワー、婦人会パワー、道民会パワーを示し、みなさんこぞって参与してほしい」と呼びかけた。
(2012.10.12 民団新聞)