韓日関係の重要性強調
【ソウル】日本の別所浩郎駐韓国大使が10月30日に着任した。別所大使は金浦空港到着後、記者団に対して「野田佳彦首相から両国間の良い関係を作って信頼を構築するよう努力するようにとの指示を受けた」と明らかにし、「両国関係が厳しい中で赴任した。しかし両国関係はアジアだけでなく全世界にも重要だという事実は、韓日両国の国民すべてが知っている」と関係改善に向けた抱負を語った。
別所大使は、独島問題や日本軍慰安婦問題については「日本の立場を韓国に説明し、韓国の立場も聞いて、本国と緊密に連絡を取りながら対応する」と表明。その上で、「いろいろ難しい問題を乗り越え、良い関係をつくっていくことこそが私に課せられた使命だと思う」と強調した。
(2012.11.7 民団新聞)